神語奉書のおすすめ
「神語奉書」とは出雲大社に伝わる唱え詞である「神語」を謹書して、奉納します。
祈りをこめて、奉書しましょう。
精神修養のため、心を鎮めるため、心願成就のため、そして大国主大神さまへの感謝のため、とさまざまな心をこめて、皆さま奉書されます。
出雲大社の唱え詞「神語」
「神語(しんご)」とは天照大御神の第二の御子で、大国主大神の祭祀をなされた天穂日命より出雲大社の宮司家である出雲国造家に伝えられた神語です。出雲大社宮司、第八十代出雲国造千家尊福(せんげたかとみ)公は「神拝の前後には勿論、常にも唱えて神護を仰ぐべきなり。」と言われた大変ありがたい唱え言葉です。
幸魂奇魂守給幸給 (さきみたま くしみたま まもりたまひ さきはへたまへ)
出雲大社のお祭りにおいても、必ずこの神語が三唱されます。毎日の神棚の拝礼の際にもこの神語を唱えられるとよいでしょう。
神語についてはくわしくお知りになりたい方は以下のページをご覧下さい。
出雲大社の唱え詞「神語」
神語奉書の方法
・「神語奉書」の用紙は出雲大社紫野教会にて、用意しています。
・謹書は毛筆で行います。
・筆ペンは出雲大社紫野教会でも用意しておりますが、書道道具等を持ってきて頂いても構いません。
・用紙を受け取り、ご自宅にて謹書していただいても構いません。
・「神語奉書」は毎年8月の出雲大社教大祭にて、出雲大社神楽殿に奉納されます。
・出雲大社紫野教会へ納めるのは一年中いつでも構いません。
・「神語奉書」の御霊串料は1枚1,000円からとなります。
・奉納された方には撤下の「御神饌」が頂けます。
・毎年一度は奉納され、大国主大神さまから新たに御神縁を頂かれることをおすすめします。
毛筆が苦手だという方へ
最近はなかなか毛筆を使用する事が少なく、学校の書道の授業以来、という方も多いかと思います。そのため毛筆で書くことに尻込みされるかもしれませんが、不思議なもので、書き始めるとすぐに慣れるもですので、あまり心配されることはありません。
最も、最初は字の大きさとか気になりますから、まずは半紙に書いて練習し、それから本番の用紙に謹書されるのがよいでしょう。出雲大社紫野教会では練習用の紙もお渡ししています。
実際どんな感じかを教会長が書いてみた物を掲載してみました。まあ我ながらあまり上手くありませんが、しかし、奉書は字の上手下手よりも、心をこめて丁寧に書くことの方が大切です。
神語奉書のお申し込み
神語奉書ですが、全国の出雲大社教の分祠、分院、教会、講社にてお申し込みできます。出雲大社紫野教会での謹書をご希望の方は、神職不在の場合もございますので、一度お電話(075-491-2943)ください。
神職不在の場合がたまにございますので、事前にお電話頂いて予約頂いた方が確実です。
また、用紙のみお渡しすることも可能です。
心をこめて奉書され、そして大神さまのご守護を厚く頂かれて、明るい暮らしをお送り下さい。