本物の霊能者、当たる占い師を探して疲れた人はお越し下さい。

本物の霊能者、当たる占い師を探して疲れた方へ

 霊能者という人を探している人がたくさんいます。人生で何か大きく迷った時、また不幸な事が相続いた時、霊能者や占い師に頼ろうとすることはおかしな事ではありません。
 霊能、霊感なんてそんな怪しいことがあるのかと思われる人もいるかもしれません。神主という仕事をしていますといろんな人とお話しします。すると、いわゆる霊能者と言われる人に「自分しか知らないはずのことをズバリ言い当てられた」という話をよく聞きます。当然どの人も嘘をついているとは思えません。ですから、霊感、霊能力といった不思議な力を持つ人がいるのは間違いないと思います。

当たらないのが霊能力

 ただ問題は霊感がなかなか当たらないことです。ズバリ当てられたという人に、その先生の所に通われたんですか?と聞くと「そうなんですけど、そのうち当たらないことも出てきて…」ということになるようです。実際に会って鑑定してもらってこれですから、電話鑑定、ネット鑑定で当たったという話は聞いたことがありません。かくして、みんな「本物の霊能者、当たる占い師を求めてグルグル回る」という状態になるようです。あの先生の所行って外れたら次の先生探して、これを繰り返します。
 また、テレビに出てくるような有名な霊能者でも外れる時は外れるようで、「27で結婚すると言われたけど…」という30代未婚女性の方がいたりします。

霊能者が指摘する原因

 そういう人たちを見ているため、霊感はないのですが、霊能者というものに非常に関心を抱き、いろいろと調べました。すると、霊能者が指摘する原因というのがほぼ二つであるということに気がついたのです。
 ・家に問題がある
 ・先祖供養(墓も含む)に問題がある
意外なのは、なんだか知らない霊が取り憑いている、という例はあまりないようです。
これをまとめて思ったのは、だいたいわかっているなら事前に対策を立てておけばいいということ、そして、出雲大社教ならばどちらとも対策があるということです。

家の問題がなくなる「出雲屋敷」

 出雲大社を宗祠と仰ぐ出雲大社教の分祠、分院、教会、講社が全国にありますが、今ご覧のページはその一つであり京都市北区にある出雲大社紫野教会のページです。
 まず、家の問題ですが、これに対しては出雲大社古くから伝わる信仰である「出雲屋敷」というものがあります。家でよく問題になるのが家相、それも鬼門と裏鬼門です。出雲屋敷は出雲大社から頂いた神土を土地の四方と中央に納め、そして神札を建物の内部の四方と中央に貼り、さらに神棚をお祀りすることによって、いわば大国主大神の神屋敷となるため、鬼門などのすべての凶相がなくなるというものです。これで家についての心配、不安が無くなると安心することができます。
 出雲屋敷について詳しくはこちらのページで説明しています。

神道式でご先祖のお祀りを

 出雲大社/出雲大社教では神道式での先祖供養(神道では先祖祭祀といいますが)を熱心に行っています。これは出雲大社の大国主大神は幽冥(かくりよ)、つまり死後の世界の神さまでもあるからです。(正確には神さまの世界を治められる神さまなのです)
 江戸時代に徳川幕府の檀家制度によって、すべての人は寺に所属して仏式で葬儀と先祖供養を義務づけられました。そのためほとんどの人が今も先祖供養は仏式で行っているわけですが、明治時代から自由になり、神道に変える人も出てきました。(皇室も神式に変えています)
 霊能者が指摘するのはだいたい自分の先祖、親族で不幸な亡くなり方をした人がいて、その人が原因になっているということです。仏式でも構いませんが、神式、出雲式の場合は、すべてのご先祖さまの霊があの世で楽しく過ごせるように、また神道では人間は死後にみんな神になるといいますが、大神さまの元でりっぱな神となり、子孫を見守っていただくようにお願いするのです。
 単に神前でお祭りするだけでなく、出雲大社紫野教会の祖霊殿にご先祖のみたまさまを合祀して、仏教では仏壇に当たる祖霊舎(それいしゃ)を新たに設け、霊璽簿(位牌にあたる)も作成してそこにもみたまさまをお呼びする、とご先祖さまにできることを徹底的に行います。それなりの費用がかかりますが、これで先祖の問題はなくなります。
 この先祖のお祀りについて詳しくはこちらのページをご覧下さい。

最後は自分

 当たらないとわかっていても霊能者を探し続ける、この気持ちもよくわかります。ただ、敢えて指摘しますと、そのような方も含めてみんな心の底でわかっていることは、
 「結局自分の道は自分で切り開くしかない」
ということです。でも、何かに頼りたい、当然だと思います。世の中神仏たくさんありますが、出雲大社の大国主大神にすべてをお願いして、そして前進する、ぜひそうしていただきたいと思います。


<このページの筆者>
 中島隆広 : 出雲大社紫野教会、教会長
昭和46年京都府生まれ。名古屋大学経済学部卒業、会社員の後、パソコン部品のインターネット通販の会社を起業して経営する。会社売却の後、國學院大學神道學専攻科に入学し、神主となる。

★教会長中島の本が出ました!
 日本人が伝えてきた心、そして生き方を、神道、神さまの話を中心としつつ、語った本です。相当な時間を掛けて作り上げました。ぜひ一度お読みください。

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