出雲大社境内案内の4ページ目です

出雲大社境内案内(その4)

素鵞川


 西側の門を出て、向こう側に渡りましょう。流れている川は「素鵞川(そががわ)」です。道路がありますが、この道は車、たまにバスも通りますので気をつけて下さい。道に沿ってずっと進むと、山を越えて北の港町鵜鷺(うさぎ)まで行くことができます。(道はかなり狭いので車で進むことはおすすめしません)

一月一日歌碑

一月一日歌碑
 神楽殿の前に「一月一日歌碑」があります。以前お正月の人気番組で歌われた「年の初めのためしとて」で始まるあの有名な歌が「一月一日(いちげついちじつ)」です。実はこの歌は第八十代出雲国造、出雲大社大宮司の千家尊福公の作詞です。

神楽殿

神楽殿
 「神楽殿」ではここにも大国主大神さまがお祀りされていて、二千人収容ができる大広間があり、神迎祭などのお祭り、そして結婚式が行われます。また個人、団体の御祈願もお取り次ぎされます。さらに、全国にひろがる出雲大社の信徒の集まりである出雲大社教のお祭りも行われます。
 有名な大しめ縄は日本最大のもので重さが4.5トンもあります。このしめ縄にお金を投げ込むとご利益があるという風習がありましたが、特にそんなこともなくしめ縄痛むだけですので、できないように金網が付けられました。なお、殿内は撮影禁止です。
 正面には「神光満殿」の大きな額がかかげられています。そう、殿内には神さまの光が満ちあふれているのです。
 

鏡の池


 神楽殿の横には「鏡の池」があります。5月には藤が綺麗な花を咲かせます。

おくにがえり会館


 神楽殿の前はすこし広場となっています。神楽殿から見て向かって右にあるのが「おくにがえり会館」です。婚儀殿がありここでも結婚式が行われます。
 信徒が出雲大社にお参りすることを、あたかも自分のふるさとに帰るようだということで「おくにがえり」といいます。出雲大社教教務本庁があり、出雲大社教の信徒にとっても大切な建物です。

国旗掲揚塔


 神楽殿の前は広場になっていますが、そこにあるのが「国旗掲揚塔」です。日本一大きな日の丸が掲揚される国旗掲揚塔は高さが47mもあります。掲げられる旗はなんと75畳分もあります。あまりに大きすぎるので、雨の日や風の強い日は掲げられません。
 出雲大社の日の丸について詳しくは以下のページをご覧下さい。
 →出雲大社の日の丸

千家国造館


 神楽殿の前庭を南に出て、すぐ右にある大きな門は、出雲大社の宮司家である出雲国造千家家のお屋敷の門です。この位置は鎌倉時代の出雲大社付近を書いた絵図にも書かれていますので、相当昔から出雲国造のお屋敷だったようです。

祖霊社


 千家国造館を左に進むと、右側にあるのが「祖霊社」です。祖霊社では葬儀が行われる他、氏子教信徒など多くの数の「みたまさま」が奉斎され、お祀りが行われています。
 大国主大神さまは幽冥(かくりよ)、つまり死後の世界をもつかさどる神さまでいらっしゃいます。そこで、出雲大社教では、神道式のお葬式や先祖祭祀を熱心に行っています。


→出雲大社参拝ガイドに戻る
お問い合わせ電話番号
〒603-8216
京都市北区紫野門前町44-43
TEL:075-491-2943地図
大徳寺前バス停より徒歩3分です

↑新着情報や教会長の話など

↑出雲大社の写真がたくさん

<お問い合わせ>
・TEL:075-491-2943
お問い合わせの入力フォームへ
・LINE@
  友だち追加数
LINE感覚で気軽に連絡できます

↑ PAGE TOP