出雲大社教の福徳会
福神祭と福授け抽選
出雲大社では毎年、旧暦の元旦の午前1時に「福神祭」が行われます。神楽殿に大勢の方が夜通しお籠もりし、福の神として崇敬される「だいこくさま」大国主大神さまから、新年のお福、よいご縁を頂くお祭りです。
そして、お祭りの後に抽選が行われ、金、銀、銅、木で謹刻された「福神御像」が授与され、殿内は大変な熱気に包まれます。
「福徳会」とは
この意義深い福神祭のお祭りですが、近くの方でもないとなかなか毎年お参りするというわけには行きません。そこで、参加できない方のために、出雲大社教「福徳会」があり、抽選が受けられるようになっています。
「福徳会」の御初穂料は一口300円で、抽選の際の番号となるが記載された会員章と福徳会お守りが授与されます。一人で一口と限定されているわけではありませんで、複数口の加入もできます。数十口加入される方もおられます。
福徳会の会員章です
<福授け>
特等 福神純金御像 (お社入り) 副賞:宿泊優待券
一等 福神純銀御像 (お社入り) 副賞:宿泊優待券
二等 福神銅御像 (お社入り)
三等 福神大御木像
四等 福神小御像
以前、紫野教会長が当たった福神純銀御像(お社入り)
もちろん、当選者はかなり限られます。二等以上は上の写真のようなお社に入って授与されます。これは他のお札やお守りのように出雲大社の授与所で誰でもいただけるものではありません。神さまが特に目を掛けてやろう、という思し召しがあった方に当たるものなのです。しっかりご自宅にお祀りしてください。
三等の福神大御木像は小さな木箱に収められただいこくさま像です。これも貴重ですから神棚にお祀りしましょう。
四等の福神小御像は多少当たりやすくなっています。これも神棚に入れてお祀りするか、神棚の横にお祀りしましょう。
なお、当たらなくとも、全員に小さいお守りがいただけます。
この袋の中に、小さなお守りが入っています。
名簿は神前に奉納されます
それだけではありません。番号、住所、名前が記された「福徳会」の名簿は福神祭の時に神楽殿に奉納され、会員の福運開発のご祈念が奉仕されます。
会員の家内安全、無病息災が祈られる上、また大神さまに名前を覚えて頂けるというよい機会です。
なお、「○○会」というとなにか入会するようなイメージをもたれると思いますが、「福徳会」は入会というよりは言葉は正確ではありませんが抽選券に近いものです。1年に1度、抽選が受けられ、そして大神さまから福運を頂けます。みんなで大神さまのおかげをいただくことができる、そのような人々の集まりであるため会という名前になっています。
ですので、毎年の申し込みが必要となります。
「福徳会」のお申し込み
「福徳会」は毎年10月~1月頃に募集されています。福神祭で奉納されますから、その日よりもう少し前になります。各分祠、分院、教会、講社によって、締め切り時期が異なります。ご確認ください。
加入されたい場合はお近くの出雲大社教の分祠、分院、教会、講社にお問い合わせ下さい。
出雲大社紫野教会でも加入の手続きをしております。
※紫野教会の令和5年の募集を開始いたしました(10/1)
お電話(075-491-2943)あるいはお問い合わせページからご連絡下さい。
郵送でも構いません。お名前、郵便番号、住所、口数を紙に書いてお送り下さい。
一口300円+送料をお納めいただくことになります。
なお、紫野教会の社頭に来ていただいた場合は1口から申込できますが、郵送は3口からとなります。申し訳ございませんが、ご了承ください。